人生を解約する

自分の欲を言語化する試みのクライマックスかも。


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森さんと話しながら「契約したくない」という言葉を発したときに、これだと思った。

俺は、契約したくないのだ。

だから、電力会社に電話をしないで、電池を買おうとしているのだ。
「カネを使いたくない」のかと思ってたけど、実はちょっと違ったわけだ。

森さんは言葉を一般化してくれて、「ゆるい移住は人生の解体工事」みたいに言ってくれたけど、
俺にとっては、それは契約の解除、すなわち、解約であった。

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契約というのは、すればするほど、自分を縛る枷になる。

だから本当はすべての契約をしないほうがいいんだろうけど、現実的な落としどころを探る。
その場限りで終わる契約なら良い。既に終わった契約も、どうでも良い。

「2年縛り」とか「3年縛り」なんてのは邪悪である。
土地と家を持ったら固定資産税を一生払わされる、なんてのも、呪われている。

団地を出るタイミングで俺がしている契約は、これだけになる。

・住民票
・国民健康保険
・国民年金
・SIMカード2枚
・入院保険
・クレジットカード4枚
・失業手当
・元自社株

失業手当はともかくとして、これでほぼ必要最小限だと思っている。
クレジットカードが多いのは、VISA、AMEX、JCBをそれぞれ持ちたいってだけ。
株主責任は、やろうと思えば放棄できるかな。入院保険もやめていいかもなあ。

そう考えると、鯖江に引っ越す前から契約してて続いてるのは、クレジットカードだけだな。
あとはすべて鯖江で契約を見直した結果、必要なものだけを選択したのだと思う。

この契約状況には、わりと納得している。

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あとは、新しい家に住むにあたって、契約をどれだけ減らせるかがチャレンジだな。
家賃が発生することは、この際仕方ないか。

電気、ガス、水道、ブロードバンドの契約は、それぞれ生活上の課題だ。
そこは、技術的なブレイクスルーが起きて、契約不要になることを待ち望んでいる。

ソーラーパネルで自宅の電気をまかなえれば、原発問題に関わらなくて済む。
ネットは自己完結出来ないものなので、契約せざるを得ない。
そう割り切ると、料金が安くなれば満足なだけだ。

水道はわかんないけど、水なら近所に沸いている。風呂バンス? 湯沸かし太郎?
カセットコンロにホットプレート。あとはトイレが問題だなあ。バイオトイレ?

あとは、車を持つと、たくさんの税金がかかるのが悩みどころだな。

でも、技術的には、それらをすべて解決出来そうな所まで来ているような気がする。

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ルームシェアの魅力の一つが、契約主体がまとまることだと思う。
代表者なのかオーナーなのかわからないけど、誰かに利用料を払えば、
生活に必要なすべての契約を個別に行わなくて済むのではないかと思う。

もちろんその裏では、煩雑な会計処理が行われているわけだけれども。

まあ、契約が一本にまとまってるってことはリスクも大きいので、一長一短かな。

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「契約じゃないけど、契約に似てるもの」なんてのも、あるかも知れない。
でもまあ、書くのはやめとこw

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