3月16日 動物園 保健室

休日なんだけど家探しについて色々考えていた。


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欲深い俺たちは、共同生活を捨てるのかも知れない。

詳しくは18日に「家を決める会」をやって、19日に発表すると思うので、
いまんとこ、あえて遠回しに書いてみる。まだ未決定だしな。

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振り返ってみると、おおよそ家探しは成功したんじゃないかと思う。

高望みする大家さんが「うちにだけは若い夫婦が来るだろう」と考えるのと同じく、
俺たちは「ひょっとすると一人くらいはタダで家に住まわせてくれるだろう」と考えていた。

それが、どこの石油王か知らないけど金持ちの気紛れだったなら、
俺たちは実際に特別な人間で、ラッキーな人生を歩んだということになるだろう。

でも、そうはならなかった。
鯖江市街地や河和田には、契約出来てすぐ住める無料の家は無いのだ。
厳しい言い方をすると、どんな楽しい体験移住施策をしても、本格定住は出来ない事になる。
5万円払ってレオパレスに住むなら、安くて便利な札幌に帰るよね。

まだまだこれから、最後に大逆転があるかも知れないけれど、
なんもなかった時のために、一応、今の候補に対してどうするかを考えてある。
なぜだか、鯖江市以外からのほうが、良いオファーが来ていると思う。

実際に俺たちが家探しで経験したのは、冷静なオファーだった。
こういう意図があって、こうして貰いたいから、そのために家を貸すよ、
という筋道を持っていて、それが俺たちに合っている人とは、交渉が成立する。

あるいは、家賃を払うことも検討しているのだけど、交渉先になるのは、
後になって釣り上げたり貸し渋ったりせずに、支払いやすい値段をつけている物件だと思う。

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ところで、俺は今まで、「家賃を払うなら、働かなければいけない」って理屈だと思っていた。

家賃がタダの家なら、「カネの為に働く」という虚しい生活から逃れられる。
だから家賃を払わないで住める家がベストなんだと思って探していた。
「家賃無料」で「働けと言われない」移住を、純粋な気持ちで探していたのだ。

でも実際にあったことは逆で、「働くと言えば家賃がタダになる」のだった。
つまり、私が家賃を肩代わりしたとしても得だから、住んで働いてくれ、と言われるのだ。

平たく言えば住み込み労働者になるってことなんだけど、
これって実は「カネのために働く」状態を見事に脱している。
もしも住み込み求人が世の中に沢山あるのなら、
クビになったら次の募集に行くって形で、カネが無くても生活していけるよね。

逆にもしも「住み込みでも働きたくない」と思うなら、カネを払えばいいのだ。
「家賃さえ払えば、働かなくていい」のだ。
たとえば、一ヶ月必死で働いて得たお金さえあれば、半年くらい働かずに生きていけるのだ。

それをするには、若い移住希望者に労働奉仕をして貰おうって意図の物件よりも、
家賃ン万円さえ払えば、あとは好きにしていいよって物件のほうが合っていることになる。
誰でも当たり前にやっていることだけど、一周回って新鮮な事実だ。

カネって凄い。万能すぎる。

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発想の転換によって、「働く」ことを再定義できそうな所まで来ている。
それもまた、19日には話題に出来るんじゃないかと思う。

いままでに考えたネタから、2つほどチラリと書いておこう。
思いついたときは凄いワクワクしてたんだけど、今は落ち着いている。
生活の延長でやる仕事だからこそ、カネにがっつきたくないな、と思い直したから。

ひとつは「動物園」。

動物は俺たち。

入園は無料。餌は有料。餌をあげると反応をする。
動物は芸人じゃないので、芸をしたり、ウケ狙いをすることは無い。
反応は、Webに向けての文章や画像や動画であっても良いし、対面でも良い。

もうひとつは「保健室」。

駆け込み寺というほどではないかも。心の癒やしスポット的なアレではあるかな。

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一日中うだうだして、ワインと梅酒を二日酔いになるまで飲んで過ごした。
くぼーんから沢山の支援物資を戴いた気がしたけど、明日までには無くなりそうだ。

明日もなんもないけど、今週末以降用事が凄い沢山あるので、英気を養っておこう。

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