空き家に関する法律

今は家を新築しない、保有しないほうがいいんだってさ。


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あなたは2020年に「サツキとメイの家」を建てられなくなる理由を知っていますか?書評:熱風2015年8月号 特集「サツキとメイの家の10年」 | nishi19 breaking news
http://www.nishi19-bn.com/neppu-201508-house/

2020年以降に新築住宅・建築物については、一定基準の断熱性能を保持していなければ、建築してはいけないというのです。 基準としている断熱性能をクリアしようとすれば、(中略)既存の木造建築は、全く建てられなくなってしまいます。


2020年といえば、東京オリンピックだよな。
建設業界では、オリンピック需要があるまでは商売安泰だが、その先はわからないと言われている。
この法改正は、無理矢理需要を作り出すためのものかも知れないね。

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リフォームについては、これがわかりやすかった。
建築基準法上で新築とリフォームの違いはどこにありますか? - 建築基準... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q108876155

建築基準法でリフォームに相当するのは下記の2つです。

「修繕」
同じ材料を用いて元の状態に戻し、建築当初の価値に回復させる工事

「模様替 」
建築物等の材料、仕様を替えて建築当初の価値の低下を防ぐ工事

これに該当すれば、確認申請が必要です。


つまり、法改正に関わらず、俺たちが出来そうなことは、
「建築基準法で言うところの修繕や模様替ではなく、俗語で言うところのリフォームでも無い、俗語で言うリニューアルだとか、あとは清掃や片付けに過ぎない作業」だってことだな。

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水道やガスの工事は出来るっぽい。
自分で家を作っても電気やガス、水道を引く事は 可能なのでしょ... - 人力検索はてな
http://q.hatena.ne.jp/1245657997

電気の引き込みや、水道の引き込みに関しては建築基準法に満たしている満たしていないに関らずに申請は可能ですしほとんどの場合、引く事が出来ます。


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シャワーの取り付けも一応出来そう。

【楽天市場】シャワーユニット 0708 ver.2:日比野化学楽天市場支店
http://item.rakuten.co.jp/hibino/original-0708-shower-2/

でも、100Vの電気からは、瞬間電気湯沸かし器を動かすのは難しいんだそうな。
貯水するとなるとタンクが必要になるし工事が大変になりそう。

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解体工事にも資格が必要になるらしいぞ
http://www.mlit.go.jp/common/001091827.pdf

専門資格があるけど、実務経験が条件になるという矛盾
http://www.zenkaikouren.or.jp/lec/siken.html

空家対策により28年度から固定資産税が最大4.2倍アップも : 税制改正の実務ポイント
http://tax-point.blog.jp/archives/24305968.html

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俺的まとめ。

・2020年に向けて、空き家の価値は下がっていく。
 増税、法改正、解体の資格化で、維持も高く、解体も高くなる。
 リフォームは下火になり、特定空家等は解体されるのだろう。
 たしかに、今のタイミングで家を持つことはリスクが大きすぎる。

・解体されなかった空き家を「住んで管理する」事には価値が生じうる。
 持ち主には「固定資産税が上がらなくて済む」というメリットがある。
 高い解体費用を用意できない人には魅力的だろう。

・向こう5年は賃貸物件に住んで、その後は「住んで管理する」契約をするか、
 土地と家の権利が完全に手に入る物件をタダで譲り受けるかを選ぶのはどうか。

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いま一番賢い人は、使ってない土地と家を手放そうとしている人だと思う。
ゆくゆくは、タダで手放そうとしても手放せなくなる時代が来る。
固定資産税が高かったり、放置度合いがひどい家ほど、貰い手がいなくなる。
土地そのものの価格より解体費用のほうが高い家というのは、既に負債なのだ。

タダで知り合いを住ませて家の劣化を防ごうって考えの人も、なかなか賢い。
家賃を取って儲けられるならもっと良いだろうけど、
誰でも住める物件なら、そもそも空き家になってないわけで。

いまは「固定資産税分くらいは払って欲しい」という価値観が主流だけど、
「住むことに貸し主のメリットがあるんだからお金は一部負担して欲しい」
というのが、これからの交渉の基準になるんじゃないかと思っている。

ほんとに、5年後には「お金をあげるから住んでください」って時代が来るかも知れない。
いまそれを言うと、びっくりされて、嫌がられるかも知れないけどね。

5年後にそういう契約を狙うためには、いま家を買っちゃいけない。
ここは我慢の一手だ。じっくり狙っていこう。

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