F議員の辞職勧告に物申す

鯖江の未来を考えると、辞職と言う結末は、ぜんぜん望ましくない。


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(追記について)
事実関係の補足と、不快感のある表現、悪い思い込みのような部分の削除を行いましたが、
この記事で言いたい内容は変わっていません。加筆とかは次の記事で。

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2月24日に、鯖江市議会 平成28年3月定例会(1日目)が行われた。
この日の最後、およそ16時頃から、F議員の辞職勧告に関する決議が行われた。

この事実は、ustreamの録画で確認することが出来る。
http://www.ustream.tv/recorded/83649691
http://www.ustream.tv/recorded/83654331

また、書面でも確認が出来る。
「市会案第一号」から始まる3枚の書面だ。

このページの末尾で閲覧することが出来る。
http://aoifukuno.tumblr.com/post/139908700209/%E8%AD%B0%E5%93%A1%E5%A0%B1%E9%85%AC%E3%81%8C%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99

「市会案第一号」によると、提案者1名、賛成者16名の、合計17名による決議だったらしい。
鯖江市の議員定数は20名で、残りの3名は、提出先の議長と、骨折入院している1名、F議員である。
つまり、参加可能な全員が、一人の議員に辞職勧告をしているという、異常事態だと言える。

この内容をパッと見た個人の感覚として、これは「いじめ」のように見える。
たとえばクラス全員が一人を集団攻撃するなんて、自然に考えると、ありえないことだ。

だから、外から見たときに、責める側の人間性に問題があるとみられても不思議では無いと思う。

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提案理由の冒頭を読むと、「検察が選挙管理委員会に聞き取ったところ、罪が成立している」
と伝聞調で書かれている。また、「新聞報道でも伝えられている」と書かれている。

検察や選挙管理委員会のソースは見つからなかったが、福井新聞のソースはあった。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/87371.html

ブログが話題に挙げられているが、恐らくこの部分を指し示しているものだろうと思う。
http://aoifukuno.tumblr.com/post/137678430709/%E4%B8%8D%E8%B5%B7%E8%A8%B4%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F

「不起訴」という結果は、私の主張を認めていただいたものと理解しています。

※一部報道による「起訴猶予」とは、検察とメディアによる協定によって行われるオープンではない記者会見による非公式コメントを元に記事になったもので、公式な連絡は上記の告知書のみとなります。


つまり、辞職勧告が発生した時点で、福井新聞の見解と本人の見解が異なっていることがわかる。

この状況だと、客観的に見て、どのような処分が行われたのかを理解することが出来ない。
だから、どっちが悪いのか、判断することが出来ない。

それにも関わらず、鯖江市議会議員の17名は、伝聞や信頼性の無い報道から、
F議員の罪を決めつけた上に、その決めつけを根拠にして攻撃をしているわけである。

市民への十分な説明をしなければならないのは、辞職勧告をした側の責任だぞ。

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俺は2月4日朝の時点で、「2月5日への議員の説明会」については、
F議員本人から、弁護士を通じて説明することを議員に拒絶された、という話を聞いている。

文中で「オープンにする」「丁寧な説明」などを要求しているように見受けられるが、
実際に適切なコミュニケーションが行われていたかどうかを読み取ることが出来ない。

今回の文面も、ミスリードによって、F議員が公約を果たしていないとか、
嘘をついているなどという悪印象を与えるようにしている事に、無用な敵意を感じるのだ。

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俺の個人的な意見だけど、たとえ起訴猶予だろうが不起訴になった以上、
F議員には、法の上で議員活動を続ける権利があると解釈するのが自然だと思う。

とはいえ、もしも起訴猶予であることが客観的に認められる場合、
その事実について謝罪を行うことは筋として望ましいと思う。
でもそれは「議員への説明会」ではなく「一般市民への正しい情報提供」であるべきだ。

説明責任が果たされていないことが問題の本質だと言うならば、
事実関係の確認を踏まえた上で、適切な説明の機会を用意するべきだった。

そうではなく、鯖江のことを考えて一緒に活動を盛り上げていくべき立場の同僚議員が、
一人を攻撃するために結託し、だまし討ちのように突然の辞職勧告をするのはおかしいだろう。

今回のことは、一鯖江市民であり、鯖江を愛そうとしていた移住者として、とても残念だ。

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以上のことから、俺が集団攻撃を行った17名に対して物申すのは、次の事柄である。

・検察および選挙管理委員会が起訴猶予を行った根拠を明確かつ客観的に示すこと

・その上で、議員同士に加え、弁護人などの第三者を交えた形で、
 かつ、説明会という一方的な格好でなく、双方向的な話し合いを行うこと

・多対一という場を作って威圧する事のないように配慮すること
 各議員は、同調圧力による集団攻撃を行わず、自分の意見として署名すること

・辞職勧告という手段に出る前に出来ることをやり、慎重に判断すること

集団攻撃によって、不起訴になった議員を無理矢理辞めさせたという実績が残ることは、
鯖江市や市議会の未来を考えたときに、後ろ暗い印象しか与えないんじゃないのか?
このままなら俺は、17名に対して、三年後、選挙で投票することはありえないです。
これからどういう活動をして鯖江市をよくしていこうというのか、落とし前をつけて欲しい。

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視点を変えて言うと、こんないい加減な辞職勧告に応じる必要は無いと思うよ。

(つづく)

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