お金との距離感

毎度のことながら、カネの話は、重くて長いです・・・。


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Hana道場と、ゆるパブの違いを比較してみた。
現状を見て比較しただけなので、俺の知らない思想とか方針とかがあって、
誤解があるかも知れません。

Hana道場は、国や自治体の補助金が嫌いだ。
ゆるパブも、国や自治体の補助金を貰おうという話は聞いたことが無い。

Hana道場は、地域おこしのプロみたいな人がくだらない講釈を垂れていることを嫌っている。
ゆるパブも、地域おこしのプロみたいな人がくだらない講釈を垂れていることを嫌っている。

Hana道場は、スポンサー企業を集めていて、資金を調達している。
ゆるパブも、スポンサー企業を集めていて、資金を調達している。

Hana道場は、個人からお金を貰っている。
ゆるパブは、個人からお金を貰おうとはしていない。協賛企業の出資金をあてにしている。

Hana道場は、バイト代が出る。
ゆるパブは、月例会議に出るだけの人は、未来永劫、バイト代は出ないと思う。

まとめ。

Hana道場は、個人のところにお金の収支があり、
ゆるパブは、企業のところにお金の収支があるのだと思う。
それ以外のことは、実は、あんまり変わらない。

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このことを言い換えると、
Hana道場は、個人がお金を出し合うことによって成り立つ施設になろうとしていて、
ゆるパブは、企業から個人にお金を流すことよって盛り上がる活動をしようとしている。

オープン団地は、個人から持ち寄りをして貰う事で成り立っている。
パーティーでもあり、個人的にくつろげる空間であったりもする。

つまり、収入面では、個人から貰うという意味で、Hana道場に似ている。
しかし、個人にお金を意識させたくないという点においては、ゆるパブに似ている。

恐らく最大の特徴は、俺たちの本質が「場所」でも「活動」でもなく、「人間」であることだ。
そして人間のいいところは、カネじゃなくて、メシが食えれば、おおよそ生きていけることだ。

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みんな、何らかの形で、「カネ」という魔物と戦っている。

カネは、欲しいけど、要らないものだ。

完全に見なくて済むようになるにはほど遠いし、沢山貰おうとしてもキリがないものだ。

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このブログにおける俺たちの成果のひとつが、4万円生活だと思う。

支出がこんだけで済むようになった、というのは、凄くインパクトがある。

次に、この金額を何とかして手に入れようと考えると、
どうしても「寄付してもらう」事が最もイメージに近い気がしてならない。

なぜなら、月6万円だけを貰うような働き口が、世の中には用意されていないからだ。
(ちょうど今、ハローワークから電話が来て、昨日の会社からはお断りされてしまった)

日雇い労働よりは、季節労働者のほうがイメージに近い。
月6万円ってことは年間72万円なので、年に2ヶ月くらい働けばいいような気もする。
でも、それよりも、毎月6万円ぶんだけ働けるほうがわかりやすいよね。

世の中は格差社会とか言われるようになっていて、金持ちなら、
俺たちのような活動を面白がって、資金的に応援してくれたとしても、負担感は少ない。
千円だって大金だよ、と俺も思うけど、そう思う人から千円貰おうとは思っていない。

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本当に千円くれる人がいるのか、という問題はある。
うちの神棚に千円以上くれた人は、くぼーんと俺だけだと思う。一応、団長もかな。

払う人は、俺たちそのものを応援しているか、あるいは特定の活動を支援してくれている。
パーティーだから持ち寄りをしたとか、お腹減ってそうだから野菜あげるとか。
それによって俺たちは、面白い鯖江住まいをコンテンツに変えているのだ。

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ここで二つほど、ツッコミを食らう前に、向き合っておきたい問題がある。

・俺たちは、日本国憲法第27条第1項の「勤労の義務」に反していないか
・俺たちは、軽犯罪法1条22「こじきをし、又はこじきをさせた者」に該当しないか

「勤労」と「こじき」というキーワードが出てきたのだけど、明確な定義は無い。

言葉の意味を追いかけると、「勤労」というのは「サラリーマンになること」にあたる。
不労収入で生活している人はもとより、農家とか自営業とかも勤労者にあたらないのだ。

なんのこっちゃ、と思ったら、日本社会党が提案して付け足したんだってさ。
どうせ憲法改正するなら、「勤労の義務」なんてものは、削除してしまえばいいと思う。

どっちにしろ、違反しても罰則は無く、あくまで倫理的な規定と言える。

「こじき」ってのも曖昧で、募金も大道芸でも生活保護も宗教活動もOKなんだって。
自分が働きたくないからって理由で他人に恵んで貰うことをNGとしたいってことだろう。

インド帰りのルームメイトが、至る所で「マニーマニー」とせがむ人に腕を捕まれたそうな。
いちいち振りほどいて逃げたり断ったりするくらいなら、犯罪にしちゃおうって気持ちはわかる。

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それらを踏まえて、「勤労の義務を果たしている」「こじきではない」と言うには、
何をしていればいいのだろう。というあたりを、近々、別の記事で書きましょうかね。

(失業者であり、貯金で暮らしている今は、後ろ指をさされるような負い目は何も無いです、
 と、ブログを公開している立場としての責任逃れみたいな表明は最初にしておくとして・・・)

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