0円生活

10年後に俺たちの生活がどうなっているのかって話。

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ゆるい移住を続けること」の記事を書いた直後の時点では、
まだ内心で「おこがましい」という気持ちとの葛藤があった。

他人に親切にされることは悪いことで、(自ら働いて)他人から奪うことは良いこと。
という洗脳めいた倫理観が、自分の中に若干残っているのだ。
(それを拭いたいから、最近ブログの話題が偏っているのかも知れない)

なので、あとでシェアしようと思って置いといたら、先に市長にシェアされていた。
勇気を与えてくださったのだと解釈して、書き進めることにする。

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家賃0円生活。

俺たちが、とか、ゆるい移住が、という立場に限らず、
家賃無料が当たり前、という時代は、実際に訪れるんじゃないかという予感がしている。

・金持ち用の豪邸 → 拡大?
・首都圏の高い物件 → 横ばい?
・郊外の安い物件 → 新築はどんどん減る
・田舎の郊外の空き家 → 家賃無料化による維持コスト削減
・人の住めない廃墟 → 固定資産税があがるかも

成長期並みに稼げてる人は家を買うが、そういう人自体が減っているわけで。
あとは少ない給料に見合わない割高な物件に住み続けるか、
ルームシェアなり古民家なり、安く住める方法を見つけてシフトしていくかでしょ。

人口減で空き家の数は増え続ける上に、解体費用が下がる材料も無いので、
「節約のために空き家に住む」という需要は増える。
入居希望者は、家屋の質や利便性よりも安いことを求めるので、価格競争になる。

「私の空き家は当時何千万も払って買ったのに、なぜタダで貸さないといけないんだ」
と思うかも知れないが、住まない家なんてものは、資産ではなく負債なのである。
固定資産税や管理費・修繕費も取られ、物件を手放すことも出来ない。

それなら、誰かにタダでも貸しておいたほうが、まだ資産として活きる余地がある。

たとえば俺たちに貸してくれるなら、スポンサーとして常に宣伝できるし、
取材がくれば、テレビや新聞にだって出られて、ちょっとした有名人になれる。
数人の若者が貸し主に恩義を感じたり、何かあった時に力になるかも知れない。

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別の可能性として期待してるのは、家の建築費用が安くならないかということ。

住めて災害に耐えられればいいわけだから、その要件を満たした製品があればいい。
今までは地価が高いから二階三階建てにしていたけど、人口減で土地が余るんだから、
田舎の安くて広大な土地に平屋を建てて住むってスタイルが普及すれば、量産効果も望める。

箱を組み立てるだけで家になります、くらい合理化出来れば、安くなりそうなものだけど。
基礎工事はどうすんのとか、専門的なことはわかんないけどね。

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電気代(ガス代)0円生活。

これは、太陽光発電の技術的な進歩によって実現できる可能性が高い。

いまは、売電すれば税金が貰えます、という動機で設置しているだけだけど、
それによって研究開発を促して、より効率的な発電が出来るようになるのが本来の意義だ。

導入費用が安くて、家の電気をすべてまかなえる設備が十分に普及すれば、
毎月たっかい電気代を払わなければいけない時代は過去のものになる。

原発問題や発送電分離なんてのも過渡期的な話題。最後は自家発電だ。非常時にも強いぞ。
ガスをやめてオール電化に出来れば、ガス代だって自家発電で補える。
ま、いまのところガス代は安いので、そこまで問題視してないけど。

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水道代0円生活。

なんか最近、空気から1時間に500mlの水を作る装置が発明されたらしい。ほんまかいな。
こんなのが普及したら、少なくとも上水道は要らなくなるよなあ。
まあ、既にタダで湧き水が汲める世界に住んでいるので、水無料には驚かないぞ。

下水は、合併浄化槽というのを買えば処理出来るらしい。12万円くらい。設置に10万。

下水道引いて、まとめて処理したほうが安いからそうしてるんだろうけど、
毎月3千円の下水処理代を払っていることを考えると、数年で償却出来そうな気もする。

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通信費0円生活。

いまだにスマホに月2000円以上払っている人がいたら、MVNOに換えることをお薦めする。
まあ、通話を沢山する人なら、高くても仕方ないかも知れないけど。

うちではso-netとFREETELのSIMを二枚刺しで使っている。電話はFUSIONだ。
合計600MBまでなら月額300円。1.5GBまでなら500円。3.5GBまでなら900円で済む。
どうしても大量に通信したいんなら、4,070円払えば、月15GBまで通信出来る。

なにを言ってるのかわからんかも知れないけど、俺の電話代は月500円前後だってことです。

ただし、この料金は家に固定回線を引いてWiFiを使っているから成り立っている。
家は光ファイバーで、月額料金は5,500円だ。たんなんCATVに換えても同じくらいかかる。
SIMをso-netだけにして、月500MB未満で収めれば、スマホ0円生活は出来るのだけど、
いまのところ、通信費そのものを0円にする方法は、残念ながら思いついていない。

アフィリエイトブログでも作って放置したら、月2,3万くらいは稼げないかしら、とか、
そういう方向で実質0円になればいいなーとは思うけど、そのために頑張る気は無い。

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食費0円生活。

これはまあ、畑だよなあ。鶏とかも飼ってみたいなあ。

技術的には、部屋の中でLED当てて野菜を育てる装置なんかも出てきたね。
まあ、土地があるんなら、普通に畑やれば良さそうだけど。

あとは本当に皆様からの頂き物で成り立っています。パーティーしまくろう。

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車両費0円生活。

チャリンコかなあ。冬でもぜんぜん雪ないしなあ。
ガソリン安くなったよねえ。自動車税は上がったけどねえ。

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その他の生活インフラを0円にする。

衣服は、世の中に余ってるので、あんまりお金をかけるイメージが無いなあ。
女の子にモテたくてオシャレするからカネがかかる、というのはわかるけど、必須では無い。
コスプレが趣味です、ってのもわかるけど、節約したいなら縫えってことになるわな。

たとえば医療費。
金持ちのジジババからは高く取って欲しいなあ。累進課税ならぬ累進医療?
何割負担じゃなくて、月1万円まで無料にするってのはどうだろう。濫用を防げるぞ。
大怪我した時どうするんだ、ってのは、よくわからんな。
入院保険とか払ってるけど、月いくらの保険なら満足かなんて、曖昧にしかわからないもの。

たとえば教育費。高校までタダにできないのかなあ。
それか義務教育を全額タダにして、中卒で働くのを当たり前にする。
俺は子供居ないけどそういう政策なら賛成するよ。

そもそも技術の発達によって、人間に必要な勉強量って大幅に減りそうな気がするんだけど。
要るのは知識じゃなくて情報処理とか感覚的な理解だよね。
鎌倉幕府が出来た年なんて、ころころ変わるし、ぐぐれば出てくることだから、覚える意味が無い。

大学は自分の興味がある分野を研究するために行くところであればいいと思う。
就職の新卒カードを貰うためだけに行くってのは非効率極まりない。
女子大生といちゃつきたいとか、4年間のモラトリアムがしたいってのは理解できるけど、
そもそもサラリーマンになったら女の子と遊ぶ暇が無いって事が不健康なんじゃないかね。

あとは何だろう。ゲーム代とかか?
ゲーム代は工夫すればタダに出来ます。自分でゲームを作ればいいのです。
ゲームを作る事自体がゲームだと思えれば、何もかもが幸せに感じられる。かも。

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ともあれまあ、ざっくり考えていくと、2020年代の俺たちっていうのは、
生活費をほぼ0円に近づけて生きていくことが出来るんじゃないかなあと思っていて、
ゆるい移住が前提とした、家賃無料、就職不要って条件は、
移住に限らず、人間が生きていくための方法論として確立出来るんじゃないかと。

俺たちはそれを自ら実証するために、サバエバルを体験し続けるんだよ。
だからよかったら応援してね。

という気持ちで日々を暮らすことで、
「お金を持ってくるのが正しい」「お金を持っているのが正しい」
みたいな古い価値観に流されないで生きていこう、と思ったのでした。

ま、お金も、ちょっとなら、あるにこしたことは無いけどね!

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