結婚とカネ

「結婚をするとお金がかかる(から結婚できない)」というイメージに立ち向かってみる。


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鯖江で生活してると支出が減らせるから、仕事の量を減らして幸福を得られるんだ、
という理屈で過ごしてるわけだけど、結婚相手から理解を得るには、もう一工夫いりそうだ。

・デート代は?
・結婚式は?
・新婚旅行は?
・夫婦生活は?
・車は?
・マイホームは?
・赤ちゃんは?
・老後は?

という様々な「カネの問題」に向き合うために、ちょっと分類しよう。

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じゃーん!

A 貯金とかボーナスで出来るならするもの:

・デート
・結婚式
・新婚旅行
・マイホーム

B 一人暮らしよりも節約できそうなもの:

・夫婦生活
・車

C これから起こる未知のもの:

・赤ちゃん
・老後

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Aに分類したものは、贅沢なので、別にやらなくてもいい。
どうしてもやりたいなら、その時だけがむしゃらに働く、というのも良い。

「月給の高い人はデートが豪華だから、そういう人を見つけたい」って視点と、
「月給高いとモテそうだから、なんとなく収入の多い仕事に就いておく」って視点は、
同じように見えて、結構違う。後者には過剰な労働が発生している。

Bに分類したものは、どちらかというと結婚のメリットだから気にしなくていい。
もしも「結婚すると生活が華美になるし車も高いのにしないといけない」と思うなら、
それは経済的に対等な付き合いではないので、いずれ破綻する。

Cについては、どちらも「漠然とした不安」の問題だ。
子供が公立試験に落ちたらどうしようとか、老後に寝たきりになったらどうしようとか。
こういうのは、いくら考えてもきりがない。
カネがあるなら、保険か貯蓄で対処するのもいいだろうけど、無いなら考えても仕方ない。

出来るだけ未知の不安に対応出来るように働きまくってカネを貯めとこう、っていうのは、
目先の幸福追求の観点からすると、本末転倒だ。

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「贅沢な暮らしがしたい」という女子のニーズを満たすのは無理筋としても、
「お金が無いと不安」という女子に対しては、アピール出来る余地がある。

まず、生涯で最低限必要な支出は、おおよそ算出可能だ。

幼稚園から公立の小中高までは、月額およそ3万円。私立なら3倍前後。
大学はまちまちだけど、まあ年間100万円くらいか。習い事の道具は、入門用なら1~数万円。

教育方針みたいな価値観は、結婚前に話し合える。子供が何人欲しいのかも。
それと旦那の月給を照らし合わせて計画する事は、何も失礼にはあたらないと思う。

これが「不安」をベースにしてしまうと、いくら働いても「もっとあったほうがいい」事になり、
常に旦那さんに、もっと働いてカネを持ってこいと要求するわけだから、ギスギスするわけだ。

往々にして、実際にトラブルが起きることよりも、「不安を持つこと」のコストの方が高い。

まあ「旦那のカネで子供に贅沢をさせたい」と考える人も結婚に向かなさそうだ。

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まとめなおすと、まあ結構ひどいんだけれども、

・デートは家とか公園でのんびり
・結婚式は質素に身内だけで
・新婚旅行はLCCで行ける範囲で
・夫婦生活は、子供が大きくなるまでは地方の借家(狭いか、遠いか)
・車は田舎なら必須なので中古の軽
・マイホームは持たず賃貸
・赤ちゃんは公立小中高+αくらいの予算感で、大学は本人負担
・老後は病気や怪我をしないように体調管理する

っていうライフプランしか提示できないことになるけど、メリットとして、

・お金が無くても安心出来る、地に足のついた暮らし(リストラの危機とか無い)
・時間にゆとりがある(がむしゃらに働いたりしてないから)
・育児や教育なども親が直接教える余地がある(外注費がかからない)
・働けば贅沢出来る可能性はある
・見栄をはったせいで資金繰りや借金生活に追われるような慌ただしさは無い
・必要なものまで削減するわけではない
・最低限の生活水準は維持する

っていうところに安心感を持って貰えなかろうかと・・・。

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