四十日坊主

このまま十日おきに坊主記事を書いていくと思う。それだけ変化があるから。


 ●

日常が変化した。
週のほとんどが飲み会かイベントだ。
数少ない「飲み会の無い平日」が休肝日になっている。

人と会う事、喋ることにも抵抗感が無くなってきた。
「ゆるい移住は楽しい」ということが来た人に伝わるという自信がついている。
成功体験が移住メンバーを変えたのだと思う。

最近増えたメンバー、これから増えるメンバーがどう思い、どう振る舞うかはわからないけど、
俺とかしおりんは、「田舎特有の濃い人付き合いの心地よさ」を満喫してるんだと思う。

反面、仕事とか私事のストレス耐性が減ってきている。
鯖江や移住と関係ないところで嫌な事があると、結構落ち込む。
「ゆるい移住の人」で居るときはあんなにストレスフリーなのに、
自分が抱えているしがらみと向き合ってるときは、凄く自分が可哀想な感じがして憂鬱なのだ。

 ●

会計システムも変化しつつある。
今や割り勘は必須ルールではなく、最後の手段に近い。
物々交換や寄贈で成り立つことを意識しているのだ。貨幣経済すらも不要なのだ。

水は汲める。米は戴いた(今日、市役所で提供者の職員さんを紹介して戴いたな)。
野菜も戴いた。肉も作ってるところを見つけた。
酒は、遊びに来た人が持ってきてくれることが多い。

俺たちはほとんどカネをかけずに、家と飯にありつけているのだ。
飲み会で出した食事の残り物を食えば、休肝日も生きていける。
どんどんお金を払うことが嫌いになっていってる。

 ●

それで、外呑みが本当にきつくなってきた。
昨日は有り難く三千円会費だった。秋吉でもまあ三千円台だ。
でも、ゆるパブの決起集会は3500円、河和田のイベント相場もそんなもん。
これが本当にきつい。週4でイベント参加すると、月5万円の負担ってことだ。
逆に一切のイベントを我慢すれば、月5万以下で生活出来るわけで・・・。

オープンガバメントサミットの懇親会は1000円。ゆる住飲み会も千円会費。
このあたりが気軽に出せる金額感の限界になりつつあると思う。
鍋の半分は豚バラ肉、残りの半分は、100g48円(今日は安かった!)の鶏胸肉だ。
それが貧乏くさいから無理って人は、残念ながら、この暮らしは楽しめないと思う。
(遊びに来る分には、たっぷり差し入れしてくれれば調理するので歓迎です)

これって資本主義社会においては、不幸せなこと?
たっぷり稼いでる奴が正しいって価値観に長年染まってたので、
いまのところ、気持ちの置き場というか、バランス感覚がよく分からない。
心の声は貨幣経済を否定しはじめてるけど、お金も好きだし、贅沢の魅力もわかる。

 ●

公式ブログにも、一つ大きな変化が訪れた。
当事者にとっては大したことでは無いのかも知れないけど、俺には深く刺さった。
俺が鯖江に愛され、鯖江を愛するほどに、この悩みは大きくなっていくだろうと思う。
答えは出ている。俺は「旅の人」なのだ。それでこんなに苦しむことになろうとは。

このブログの立ち位置には、もはや悩んでいない。
色々したので、固定の読者もついている、と思う。アクセス解析は、もはや見ていない。

でも、今後時間的余裕が出来たら、個人ブログじゃなくて、
どこかでシェアハウス事業の宣言をしようかな、と思っている。
それには明確な社会的意義があるからだ。

 ●

ITについては、よくわからない。
というか、誰でも想像できることの枠を超えて素晴らしい発想とかは別に浮かんでない。

田舎におけるITで重要なのは、人だ。
どんなに優れた数百万円の農業管理システムよりも、
じーちゃんばーちゃんが楽しく取り組めるルート営業のほうが刺さるんだ。
わざわざ農場に行って、お茶飲んで喋ることのほうに、社会的意義の実感があるのだ。
つまり、20年前から何も変わっちゃいないってことだ・・・。

 ●

次の目標は、鯖江生活に軸足を移すにあたって枷となるものを外していくことかな。
飲み会の準備とブログ書きだけに追われるような人生の一時期があっても良い。

ニート中の移住女子が「働く気になるかなあ?」と、ぼやいてたけど、
「生きる為に働く」という従来の価値観に沿うなら、
働かなくても生きていける身分でいられるなら、別に働かなくてもいいと思うのだ。
そうやってフラットになった後で、楽しいことを見つけるも良いし、見つけなくても良い。

ペーパードライバー克服は、冬眠が終わって、退屈がつらくなった頃でもいいかな、なんて。

PageTop