名刺とアイドルと帰属意識

「ゆるさ」をキープすることが非常に難しいと感じた話。


 ●

「ゆるい移住」の名刺を作ろうって話が着々と進行している。
来週末のパーティーに間に合えば良いな。週明けには発注したい。

それとは別に、一般社団法人を作ってる方たちが、色々絡んでくださっている。
写真撮影のエクストラ参加も良いし、公開講座も良いと思うんだけど、
ゆるい移住メンバーの法人名刺を作るって話も挙がっていて、なんか違和感があった。

えーっと、ゆるい移住の名刺って、言ってしまえばメモと変わらないのよ。
手書きだろうと印刷だろうと、どこかの組織への直接的な所属は意味しない。
現にあえて鯖江市地方創生戦略室のメンバー感を狙ってるところはあるし、
俺らが世間様に迷惑かけたら市が困るという立場関係ではあるのだけど、
それでも、ゆるい移住を名乗ったからって公務員扱いされることはあり得ないでしょ。

でも、一般社団法人とはいえ、法人の名刺を持ってしまうってことは、意味が全然違う。
法人を名乗って事業が出来る、所属って意味になるんだから、従業員と変わらない。
単なるボランティアです、とか、シャレで作っただけです、なんて言い訳は苦しくなる。
ましてや失業手当を貰おうなんて考えてる人は、受給判定に差し障るかもしんないぞ。

市のアイドルのように扱われている元JK課が理事長なので(という順序なのかはわからないが)、
市の関係者のみなさんで応援しましょう、という気持ちはわかるんだけど、ちょっと脇が甘いな。

俺はIT業界で他社の名刺を持たされて営業やら派遣に回るような待遇を捨ててるとこなので、
鯖江は好きだけれども、だからこそなし崩し的に行政か何かの一員になるのは避けて、
草葉の陰から温かく見守るような関係を維持したほうが安全かもなーと思った。

それって、俺が鯖江で楽しく過ごせるかどうかの明暗を分ける決断かも知れないけど、
あくまで俺は「ゆるい」方に軸足を置いて生きていくぞ。

 ●

鯖江市は「若者が活躍できる町」というのを前面に押し出すべく頑張ってると思うんだけど、
その陰では活躍できないオッサンオバサンが割を食ってるんだよな。

若い女性と聞いてもうひとつ気になるのが、市議の話。

野暮を覚悟で、落選議員が若い市議を必死に落とそうとする話をぶり返そうかと思ったけど、
あれはやはり最初の段階では繰り上げ当選を意識しての異議申し立てだったらしい。
三ヶ月が過ぎて繰り上げ当選が無くなったけど、事件は続いてしまった、という事なのだろう。
今では、本人と、本人を当選させたかった支持者が暴れ回っているだけなのかも知れない。
だとしたら、やっぱりそこに正義は感じない。今更何をしても私怨としか思われないだろう。

 ●

というわけで、無用な心配なら別にいいんだけど、
若い女性の活躍に対する嫉妬心へのケアってされてるのかな、という疑問はある。

JK課の本当に凄いところは、OC課が出来たことだと思うんだよ。
オバチャンが頑張ってるからこそ、JKが社会的に受容されてるんだよ。

でも、どっちも別に、厳密には「課」じゃないんだよなあ。
鯖江の人は「仲間に帰属意識を持たせることで活動を促す」のが得意なのかもな。

うまく若者以外を絡めつつ、負担の少ない着地点があればいいんだけど、中々難しいね。

PageTop