三大欲求

鯖江に来てから、三大欲求が大きく変化している。うんこ注意。

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一番大きく変わったのは食欲。
実家は食に関しては裕福で、常に満腹を維持することが正常、という価値観だった。
だから、お腹が空いたけど我慢して待つ、という習慣は全く無く、
リビングに行けば必ずオヤツと間食が用意されている。

鯖江では「機会が無ければ食べない」ようにしようと、軽く決めている。
備蓄として、フルーツグラノーラとダイエットスムージーがあって、
結果的に食べなかった時には、空腹度合いに応じて補う仕組みにした。
牛乳が無いことが多いので、水で飲めるスムージーが消費されている。

こういうスタンスでいると、ご飯はおこぼれを戴ける事が結構ある。
一日一食はまともなモノを食べていると思う。鍋や外食も出来るだけ参加してるし。

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そんな食生活を続けた結果、まず、お通じが良くなった。
実家ではアイドル並みにうんこしなかったんだけど、それが当たり前だと思っていて、
毎日だとか、一日に何回もするのは、下痢とか病気だと思っていたのだ。
それが毎朝出るようになった。快適だ。

その影響もあってか、体重が微減した。
こんだけ沢山飲酒してて体重が減るんだから凄い。
でも、ダイエットブログをつけるほどでもない誤差の範囲だ。
「福井は飯が旨い」という話を書くなら太った方が面白いんだけど、そうもならなかった。

一番変わったのは、頭の働きが鈍くなったことだ。
覚えることが多すぎて、記憶力や認識能力がまったく追いつかない。
パソコンを開く習慣も減ってきたので、付箋でTODOを管理するようになった。
それでも以前ほどの自己管理は出来ていないと思う。気力も少ない。

でも、気力を取り戻そう、というよりは、
このくらいの頭の働きの中で、自分の生活を成り立たせたい、という気持ちが強い。
時間をかければ自分の考えは整理出来るので、そこさえ確保出来ればいいんだと思う。

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睡眠欲。明かりと音に鈍感になった。

昔は遮光遮音じゃないと眠れなかったんだけど、
今は隣に人がいるかいないかの区別すらしないで寝る感じだ。

布団が万年床になってる事は実家と変わらず、寝たいと思ったら昼寝する。
ただし、夜はついつい早い時間に寝そうになる(≒夜中に起きてしまう)ので、
頑張って23時とか24時までは起き続けようと意識している。

最初はショートスリーパー気味だったんだけど、最近はよく眠るようになった。
慣れかも知れない。

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性欲。エロサイトを見なくなった。

「定期的に発散しなきゃいけない」というのは強迫観念的な意味合いが強いと思う。
昔は、ルームシェアしてる人たちってどうやって処理してるんだ、と疑問だったけど、
タブーとかじゃなくて、環境に適応して、発散する必要性自体が無くなるんだと思う。

性欲自体が無くなるわけじゃないので、
目の前にエロい女が落ちてたらムラムラするんだけども。

悪く言えば、女を連れ込もうって意欲も削がれるわけだから、
少子化対策とルームシェアってのは相反するわけだな。
性欲に限らず、寂しいって気持ち自体が減るから、人肌恋しくもならないしなあ。

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マズローの五段階欲求についても考えてみよう。

安全の欲求は満たされている。
水が飲み放題なのは非常に大きい。
男子部屋には常にペットボトル2つ以上の水が確保されている。
「スーパーの肉と卵が高い」と不満を述べている人もいるけど、
俺の感覚だと食糧価格の水準は安く、品質は高い。
移住をしてから、合コン以外でカネが大きく減る機会自体が無く、経済的な不安は無い。

所属欲求は高い水準で満たされている。
ここでは「ゆるい移住です」と自己紹介すれば、相手の興味を引き、
行政参加者として丁重に扱われ、人も紹介して貰えるし、市職員さんに優しくして貰える。
さらに「ゆるい」という言葉を免罪符に使って、何かの強要からも逃れられる。
さらにさらに、参加者の行動力や肩書きによっても色々繋がって、広がっていくのだ。
なんにもしないで単に部屋に居ても、ルームシェアの一員という程度の所属は出来るしな。

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所属欲求と承認欲求を分けて考えると、別に承認欲求は満たされる環境ではないと思う。
コミュニティの中で特別能力が高い部分は無いからだ。
情報処理とかWebに関しては、あえて出しゃばらないようにしてるしな。

じゃあそれが問題なのかというと、俺はそもそも承認欲求が低いので問題にならない。
何の変哲も無い一参加者でありたいし、ブログとか見られたくもないw
自己の尊厳も「ゆるさ」を維持することで保たれているように感じる。
移住と関係なく自分の生き様みたいなのは考えてることだけど、
とりあえず向こう半年は「ゆるい俺」で居られることが何より嬉しいかな。

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自己実現の欲求は、ブログを書くことで満たされているので大丈夫。
俺は死ぬまでブログを書いて生きていたい。毎日の暮らしや考え事を記録し続けたい。

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