十日坊主

ところで結局、このブログは誰かに読まれていたんだろうか?


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10日分のブログを書き終えた。
あんまり肩に力入れないで、感想を書いておこう。

ここまでのブログは、思ったより相当、濃い内容だと思う。
毎日書くのも結構大変に感じている。
183日間のマラソンなのに、スタートダッシュで飛ばしすぎている印象がある。
まあちょっとイベント自体がハイペースな気はするな。
もうちょっとゆるい想定だったんだけど、自分のペースよりは慌ただしい。

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あれは10月3日頃だったかな。
朝に報道のカメラがやってきて、会計処理をやっている俺を撮りたいと言ってきた。
パソコンの画面でつけている集計表も撮りたいと言うので、
プライベートなものとか機密情報とかが映り込まないように頑張って整理した。

その後、録画が始まって、俺はなんで会計してるかとか、そんな事を説明した。

これは会計の集計表です。
ゆるい移住と言っても、お金のことはトラブルになりやすいんで、
僕が会計係になって、きちんとレシートを集計して、
参加者の参加日数に応じて按分して、初期費用と月額費用を計算しているんです。

みたいなことを素で説明したら、
「ありがとうございます。内容は良かったんですけど、こっちを向いて言って貰えますか」
などと言われた。

それで、まったく同じ事をやり直すんだけど、全然うまくいかない。
まあ連日の飲み会と、引っ越してきたばかりで睡眠不足なのもあったと思うけど、
ナチュラルに一回やった説明と同じことをもう一回自然に言うって事が出来ない。

5回くらいやって、とうとうギブアップした。
自然にいい絵が撮れない上に気を遣わせてしまってすみません、みたいに言われたので、
申し訳ないけど作るの無理なんで、俺のことは一発で撮って下さい、とお願いした。

それで(ってわけじゃないだろうけど)、24時間カメラが回ることになったけど、
気にしないで好き勝手なことを喋るなんて事は無く、その日だけは酒も少なに解散した。

俺たちは「ゆるい移住」という注目されているイベントのために、
売名行為なのか率直な善意なのか未知の好奇心なのかはわからないけど、
目一杯よそ行きの自分を作って、綺麗なことを言うように誘導されているのだ。

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今日のゆるい公務員の話の中で、モラトリアムが必要になる、という予言の話があった。

右肩上がりの成長経済が終わって停滞期が訪れる時代に、
知識を継承してやっていく仕事の割合が減少して、
時間的猶予の中から、新しい事を模索する割合を増やさないといけなくなる。

とかいう話だったと思う。それを受けて、
「教えるものと教えないもの」「かたくする部分とゆるくする部分」のように、
自主性のメリットと、体系ばった組織や知識のメリットを使い分けていく、って話。

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ゆるい移住における「ゆるさ」って、結局なんなんだろう?

テレビに出て綺麗なことを言うのが仕事?
地域の行事に出来るだけ参加して人脈に繋がるのが目的?
夜毎に飲み会をやって、セックスセックス連呼するのが娯楽?
オモテのブログ? ウラのブログ?

「ゆるい公務員」における結論を当てはめるなら、
最初に成果を求めるんじゃなく、半年後まで結果はわからない。
イノベーションは押しつけるものでも予定するものでもなく、
何も無いところから起こすものだ、というようなものだった。

俺の中では、ある程度答えが出始めているのだけど、
それは行政視点の効用を考えた時のメリットの模索に過ぎないような気がする。
参加の意義を考えるなら、参加者個人、つまり俺自身のメリットを考えるのが筋ではないか。

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今日の話を引用している最たる理由は、「リセット」だ。
そして、俺にはたぶん、このキーワードを受け取るだけの状況が整っている。

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