鯖江観光評価

個別の感想は前回書いたので、今回は総評。辛口注意。


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フリー・インディペンデント・トラベラー。
国内おひとりさま旅行者の事をこう言うらしい。

無駄にかっこいい。名刺とかに書けそう。
でも実際は「ぼっち旅」だと思う。

というわけで、一人旅が趣味です。
一人旅の良いところがわからない人は、一人暮らしの利点を想像してください。

全国いろんなとこを旅行したので、ある程度鯖江を相対的に評価出来ると思う。

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まず総評として、鯖江観光は動機に欠ける。
ここだけは見とけ、っていうスポットが思いつかない。
もともと鯖江は観光都市では無いのだと思うけど、
北陸DC真っ只中なのに、盛り上がってます感が全然ない。

なんで動機に欠けるかを一言で表すと、あらゆる観光体験が「小さい」のだ。
たとえば、最低一時間見学出来るほど見応えのある施設が無い。
なので、「来てからどう楽しんで貰うか」じゃなくて、
「まず来て貰うにはどうするか」ってレベルで検討を始めないといけなさそうだ。

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もう結論だけ言うと、もし鯖江が観光に力を入れたいなら、
JR鯖江駅から西山公園までのどこかの土地にでっかい建物たてて、

・観光物産館
・めがねミュージアムの展示と販売
・レストランとカフェ(サバエドッグ売店)
・越前塗山車と漆器の展示と販売
・繊維を展示販売する何か

をひとまとめにして、
「とりあえず福井に来たついでに、鯖江に1~2時間寄ってください」
と言って誘致するくらいしかない。
観光バスでスポットを結ぶにしても、一つ一つの規模が小さいので疲れそうだからだ。

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そのかわり、週末のイベントは結構頻繁にやっている印象がある。

日曜日に商店が閉まるので外出してもつまらない街、という事前調査だったけど、
実際はどこかしらで何かしらのイベントがあって、それなりに楽しめそうだ。

行く動機が弱いけど、それでも行ってみたい都市なんかは、
お祭りやイベントと絡めていくと、結構満足感が上がったりするのでオススメなのだ。

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まあでも、鯖江は無理に観光を頑張らなくてもいいんじゃないかな。

市政が活発だから気づかなかったけど、鯖江は昭和の職人さんが作る工業都市なのです。
中小企業が集まって、小さいものを作るのが上手で、売るのは苦手な中で生きてるの。

次回は、サイトー企画さんの話で、そんなあたりを書こうかと思ってます。

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